保育教諭・栄養士を目指した理由

私は、当時通っていた保育園の先生に憧れて保育士を目指すようになりました。その先生は、一人ひとりをしっかり見て、明るく優しく接して下さったのをよく覚えています。私も先生の様に、一人ひとりの個性を伸ばし、子どもたちが安心できる環境を作っていける保育士になりたいと思ったことがきっかけでした。

 また、私には10歳下の弟がいます。両親は共働きで忙しかったので、ミルク作りやオムツ替えなどのお世話を手伝っていました。赤ちゃんから成長していく姿を近くで見守ってきた経験から、子どもの成長に寄り添えることの喜びや感動を実感し、保育士になりたいという思いが強くなりました。

保育教諭・栄養士でよかったと思うこと、大変だけどやりがいを感じること

私がやりがいを感じるのは『子どもたちの笑顔が見られたとき』『子どもの成長を感じられたとき』です。一人ひとりに個性があり、個性を尊重しながら集団行動や社会のルールなども教えていかなければならないので、対応に悩むことも多々あり大変ですが、大好きな子どもたちから『先生、大好き!』と言ってもらえたり、昨日までにできなかったこと(歩く、苦手な物を食べる等)が突然できるようになったところを見る事ができたりしたときに、今までの疲れも一気に吹き飛んでしまうほど「保育士になって良かった」と心から思います。

同僚や先輩、職場環境について

私たちが専門学生の時に今の職場で実習させていただき、先生方や職場の雰囲気がとても良く、子どもたちものびのび過ごしており、「ここで働きたい!」と思ったのをよく覚えています。新卒から働かせていただくことができ、毎日先輩方や子どもたちと一緒に楽しく過ごしています。困っている時には、親身になって話を聞いて一緒に考え、優しくアドバイスして下さいます。日々の保育の中で先輩方から学ぶことが多く、自分自身とても成長できる環境にあると実感しています。

目標や夢、これからの目標

子どもの『個性』を大切にしていきたいです。一人ひとり性格、性質は違うので、もちろん成長スピードも個人差があります。その子にあった保育ができるよう、日々努力していきたいと思っています。

これから保育教諭・栄養士を目指す人へメッセージ

『大変』『つらそう』というイメージが先行されがちな保育士。最近、テレビで虐待(不適切な保育)のニュースをよく見かけるので、より一層感じますよね。たしかに、どの職業も楽しい事ばかりではないので、大変なことももちろんあります。ですが、子どもたちの成長を近くで見守ることができ、子どもたちの元気な姿や可愛い笑顔からたくさんのパワーがもらえる“保育士”は本当に素敵な仕事だと思います。実習や就活などこれからいろんな壁にぶつかるかと思いますが、自分のペースで頑張って下さい。応援しています!